津軽三味線教室 生徒の独り言 その2

一の糸の上の方には、『東サワリ』という装置が付いてます。低価格の三味線には無いことも多いが、文字通り一の糸を触るか触らないか位に写真のネジで調整してサワリます。何故触るかというと、これでわざとビ~ンというノイズを出すんですね。インドのシタールも心地よいノイズをビンビン出して演奏しますが、同じです。津軽だけでなく小唄用にもつけるようですね。沖縄サンシンにはつかないなぁ。 沖縄サンシンと言えば、譜面がなかなか慣れないと辛いね。まずは、津軽はドソド(CGC)の二上がりが多いが、基本ドファド(CFC)の本調子。津軽は開放弦はすべて数字の0ですけど、サンシンは1の糸は合・2の糸は四・3の糸は工、のように、他の音もひとつひとつ漢字で決めている。まあ、でもちょっと野太い音だけど、原理はおんなじ。サンシン曲も弾けますよ。「涙そうそう」とかもなんくるないさぁ~。

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